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あーちゃんの京都情報局
京都在住のあーちゃんです。
主に京都、大阪、奈良、ときどきUSJにも出没します。旅行とお酒が大好きで
色々なところへ行っては温泉とグルメを満喫!京都のパワースポットは私に任せて下さいね。
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奈良吉野 芳熊庵くまそば

皆さん、2カ月も更新が出来ずスミマセン m(__)m

実はぎっくり腰ならぬ「ぎっくり背中」をしてしまい外出を控えていました。

知り合いにクリニックを紹介してもらい通院をしていましたが

遂に先生からお出掛けのOKを頂きました(^^;)

ぎっくり背中、ご存じですか?

私はくしゃみをした瞬間に背中に激痛が走り

その後は動く事ができませんでした。

2、3日は電車も車も乗るのが大変で最初は通院どころではありません。

氷で冷やして湿布薬で痛みを抑えて何とかクリニックへ行きました。

事務作業と運動不足が原因の様です。

やっぱり適度な運動はしないとダメですね(^^;)

そのクリニックの先生と食べ歩きの話をしていると

「美味しい蕎麦屋さんがあるよ」と教えて頂きました。

完治した御礼も込めて母を連れて行って来ました。

でも先生は大事なこと忘れていました。

それはお店が凄いところにあることです。

行く当日にナビで名称検索しても出て来ないので電話番号入力である程度の地点をセットして案内開始。

お蕎麦屋さんは桜で有名な吉野にあるのでお蕎麦を食べたら吉野へ

行って見ようと母はルンルンです。

でも今は桜も咲いてないから行っても意味は無いのでは?と言うと

鮎の塩焼きがあるかもって言います。

「あ、あ、鮎?」鮎の為に吉野へ行くの~

でも出掛けるのも久しぶりなので「まっいいか!」って感じで出発!

京都を10時過ぎに出発して京阪第二道路から新名神へそして京和奈道路へ。

途中、下道も通りマクドナルドで休憩をして吉野圏内に入ったのが12時過ぎでした。

とりあえず目的地周辺まで行ってここからはスマホに切り替えて

”くまそば”を検索して…目指すお蕎麦屋さんは吉野川沿いの道を吉野駅の方へ2Kmほど走ったところです。

看板が出てるはずなので慎重に走っているとありました。

くまそばの看板が。

うん?坂を上がって行くようです。

登り始めは良かったのですがだんだん道が細くなり

傾斜も急こう配になって来ました。

やばい!これ対向車が来たらどうするの?

どう考えても私がバックしないとダメだよね(>_<)

これはマズいよ~そう思いながらゆっくり進むと民家がチラホラ

本当にこんなところにあるのかな~

「あった!くまそばの看板が」まだ上です。さらに道は細くなり

これレクサスみたいな大型車じゃ無理だと思います(個人的見解です(^^;)

それに凄い坂道です。車高の低い車も無理だと思います。

これどこまで行くんだろう?そう思って上を見ると

プリウスが降りて来ます。「えーマジ!」どうするの?

ここまで来てバックなんて無理だよーーー

プリウスさんもこちらに気付いたようで2台ともしばし沈黙(>_<)

そう思っていたらちょうど少し先のカーブが膨らんでいて

そこへプリウスさんが退避してくれました。

今から思えばこの道唯一の退避場所とだったかも知れません。

ラッキーなところですれ違いが出来て良かったです。

そのカーブを超えたところにお店の駐車場がありました。

この駐車場もまた凄いところにあり軽自動車なら余裕で停めれますが

普通車だと切り返しをしないと駐車出来ないと思います。

一般道からお店まで50mほどの坂道ですが

もし2人で行ったら1人が降りて店まで徒歩で行き車が来ない事を確認して

携帯電話で「大丈夫だよ~上がって来て~」って誘導した方が確実です。

さて前置きがめちゃくちゃ長くなってしまいましたが

この坂道の事は私にとっては結構重要で皆さんにも是非お伝えしたかったのです。

駐車場は軽自動車なら5台、普通者なら4台停めれます。

私は何もリサーチせずに行ったのですが

月曜定休で営業時間は11時~15時の4時間だけ

冬季(11月~4月)はお休みです。

実は知る人ぞ知るお店でこんな条件にも関わらず土日は、

ゆっくり食べる事が出来ないくらいお客さんがいらっしゃるようです。

私達は土曜日の13時過ぎにお邪魔したのですが軽自動車が2台停まっていて

お客さんが5名いらっしゃいました。

駐車場から眺めた風景です。山の中腹に店があります。

この日は紫外線がヤバくらい良い天気でしたよー(^^;)

蕎麦屋さんの門構え。凄いでしょ~期待出来るなぁ

戦前は弁護士さんの別荘で戦時中は疎開地の住居として住まわれたそうです。

そのあと今のご主人が蕎麦屋を始めたそうです。

門を入り暖簾をくぐると立派な庭園があります。

綺麗に手入れしてあってご主人のお人柄が分かります。

お蕎麦って好きな人に言わせると芸術だって言いますよね。

お庭にもその素敵なセンスが存分に溢れていました。

建物の中に入ると誰も居ません。

「あれ?ここじゃないのかな」

でも水の音がじゃぶじゃぶと聞こえます。

「すみません~こんにちは」と声を大きくして言いました。

奥の方から「はーい、お上がりになって好きなところへどうぞ」

声だけが返って来ました。

どうやら手が離せないようです。

靴を脱いで一番奥のテーブルへ行きました。

2人掛けの椅子テーブルが2つと4人掛けのテーブルが2つ

3人掛けのテーブルが2つ。

テーブルは巨木の1枚板です。家具のセンスがいいですね。

いまどきこんな巨木の1枚板はなかなか無いですよね。

床の間もあり本当に普通の民家なんです。

でも広い!おまけに庭園があって部屋から見ると緑の絵画です。

この日は暑かったのですが山の中腹と川沿いと言う事で

部屋の中は天然のクーラーの様に涼しくて空気が美味しい。

部屋から見たお庭です。綺麗でしょ~

家にこんな庭があったら素敵だなぁ(*^^*)

手入れは大変ですねけどね。

空は快晴で暑い!でもそよ風が心地いい~

こちらは私達が座ったテーブルから見える景色です。

分かりづらいですが吉野川が眼下に見えます。

部屋の中を一通り見てメニューを見つけました。

ここまでお店の人はまだ姿を現しません。

お蕎麦の食べ方なるものが書いてあります。

やっぱりこだわりのお蕎麦屋さんだ。

豪快にすすって食べる!一気に食べる!

食べることに専念する!

写真なんか撮ってたら怒られそうです(>_<)

蕎麦の王道、ざるそば‼やっぱコレでしょう~

大盛もあるんだぁ~

と眺めていると若い女性が来られて

「いらっしゃいませ、すみません茹でている時は手が離せなくて」

お茶を持って来て下さいました。

「決まったらまた呼んで下さい」と言ってまた奥の方へ

お茶は一見、緑茶の様ですがお蕎麦の良い香りがします。

温かい釜玉のようなお蕎麦もあるんですね。

これも美味しいそうだなぁ

なんと玉子は2個付き。気が利いてます。

大和芋と卵黄かぁ~これも捨てがたい。

かき揚げもあるんだぁ

1個300円で2個だと400円じゃ当然2個でしょ~(笑)

結局、定番のざるそばとかき揚げを注文しました。

私が大盛で母は並盛です。かき揚げは2個。

しばらくすると揚げる音とともに油の香が…

10分ほどするとお蕎麦が来ました。

私と母の分を女性の店員さんとご主人と思われる方が持って来て下さいました。

左上の小鉢はワラビのお浸し、右上は冷や奴の柚子味噌。

そしてかき揚げが2個、意外と大きい。それに分厚いです。

無骨にデンと盛られたお蕎麦をまずは何も付けずにズルズル。

え!凄い弾力!何?これがお蕎麦の弾力?

こんな腰のあるお蕎麦は初めて食べました。

十割なので全く粉ぽく無くお蕎麦だけの香りが鼻に抜けます。

「マジ?お出汁要らないやん、お蕎麦ってこんな味なんだ」

見た目は素朴ですが味は一級品です。

これじゃ茹でている時に目が離せないはずですね。

写真をさっさと撮りあっと言う間にお蕎麦とかき揚げを頂きました。

ヤシの実をくり抜いて松やにで接着して作った急須です。

おしゃれですよね~でもお茶じゃありませんよ。蕎麦湯なんです。

この蕎麦湯、本当に美味しいかったです。

二八の蕎麦湯は小麦の味がしますが十割の蕎麦湯は本当に優しい味がします。

便秘にも凄くいいそうですよ。

急須に満タン入っていて2人では飲み切れませんでした。

ペットボトルに入れて持って帰ろうかな~なんてね(^^;)

40分ほど居たのですがその間にも2組のお客さんがいらして

決して行きやすい場所では無いのに凄いです。

お店を出る前にトイレをお借りしました。

このトイレが広くて明るくて綺麗な最新のトイレです。

便座もスイッチで上げ下げ出来ます。

便座クリーナーもあり女性への配慮は完璧です。

清算は現金のみですが小銭を持って行く方がいいと思います。

こんな場所じゃつり銭の用意もなかなか大変そうです。

帰りに御主人が出て来られて次は暖かいお蕎麦を食べに来ますって

お話をしたら是非お越し下さいねと返して下さいました。

このあと吉野へ向かいましたが何もありません。

駐車場は無料なんですけど何もありません。

鮎も焼いていません、お店も数件しか空いていません。

ロープウェイに乗って上に行きましたが

これまた何もありません。

1件だけ老舗の葛屋さんがありました。

カフェの様なたたずまいでこれは気になりました。

ロープウェイは往復800円×2名でしたが

お蕎麦が美味しいかったので良しとしよう!

そう言って母と帰路につきました。

私の知らない世界なんてまだまだいっぱいあるんだと思い知った1日でした。

ちょっと秘境のこだわりのお蕎麦屋さん、皆さんもぜひ。

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