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あーちゃんの京都情報局
京都在住のあーちゃんです。
主に京都、大阪、奈良、ときどきUSJにも出没します。旅行とお酒が大好きで
色々なところへ行っては温泉とグルメを満喫!京都のパワースポットは私に任せて下さいね。
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日本酒 炭焼き家 粋

10月も半ばを過ぎたと言うのに暑いです。

京都は最高気温が25℃で昼間は半袖でもぜんぜん大丈夫です。

秋は着物が似合う京都ですけど着物よりも浴衣の方がいいのでは?と思ってしまうくらい暑いです。

今月は海外からの観光客規制が緩和され

政府の旅行支援もあり外国人や日本人観光客がかなり京都へ戻って来ています。

2018年頃の様にオーバーツーリズム問題に再び発展しないといいですが…

京都は観光業で生計を立ててらっしゃる方も多くいるので一概に観光客の増加を否定する訳にもいきませんが

ちょっと気になるところです。

観光地京都の在り方を考えるいい機会だったと言う事と

これからの京都はどうあるべきか?

それを考えて行く事が市民や府民、しいては国民の責務では無いでしょうか。

とまぁ難しい話はこれくらいにして22日の土曜日に伏見桃山へ行って来ました。

先々週の3連休は御香宮さんのお祭りで賑わっていたそうです。

コロナ過も3年目にして世の中の動きがコロナ以前に戻りつつありますね。

さて今回お邪魔したのは以前に行った事がある「粋」さん。

粋さんは個室があるので感染リスクを最小限に軽減出来て気に入ってます。

お値段が少し高いのですがゆっくり飲めるいいお店です。

個室は”伏水御膳”を予約することで確約になります。

お昼はランチもされていて2人ほど先客がいらっしゃいました。

個室は既にクーラーも入っていて献立表やメニューなどが置いてありました。

献立表には年月日と私の名前も書いてありました。

お客様をお迎えするご主人の心意気が伺えます。

最大8名が座れる個室に今日は友人と2人です。贅沢ですね。

お部屋の照明が暖色系で少し暗いので写真が赤味を帯びていますがご了承下さいm(__)m

着席して直ぐに食前酒が出て来ました。

冷え冷えです。

食前酒は梅酒で有名な京都城陽酒造さんの徳次郎 特別純米原酒です。

一升瓶で市販だと3000円くらいのお酒で万人好みの口当たりでした。

日本酒は詳しくないのですが日本酒にしては甘さを感じるお酒でした。

このあと炭火焼きの準備をして下さいました。

そこで七輪の登場です。

最近は焼肉も七輪ってお店をよく見かけますが不思議ですよね「火」って。

ぼーっと眺めていると癒されますけどココに食材が乗ると食欲に変わります^^;

食材は金目鯛、ホッケ、れんこん、鳴門金時、万願寺唐辛子

魚は干物であらかじめ炙ってあるので七輪に乗せて2分程度で食べられます。

金目鯛もホッケも脂が多い魚なので焼き過ぎるとこげちゃいます。

お野菜は魚の後に頂きました。

薬味にポン酢や味噌を出していただいたのでお野菜はお味噌をつけて食べました。

日本酒が好きな方は味噌やお塩だけで飲めるそうですね。

ウィスキーが好きな方がレモンを舐めながら飲むのと感覚と同じでしょうか。

食前酒が終わり2杯目の日本酒をお願いしました。

ご主人にお任せしたら岩手県赤武酒造の”AKABU 純米吟醸”を出して下さいました。

お猪口も好きなのを選んで下さいとの事です。

赤武酒造さんは蔵が震災で流されて1から始められた蔵元だそうです。

その為、スタッフさんに若い人達が多く今も酒造りに興味のある方を募集されています。

スタッフ全員が勉強熱心なので2年目にして全国新酒鑑評会で金賞を受賞された凄腕の蔵元です。

”美味しくない酒は絶対出さない!”がコンセプトって凄くないですか。

こんな想いが詰まったお酒をよく知らない私達が飲んでもいいのでしょうか。

でも飲むことで応援が出来ますからね^^;

ご主人のウンチクを聞きながらお酒がどんどん進みメインのお料理が来ました。

天婦羅にお刺身に八寸、そしてお味噌汁にちゃんと豆腐が入ってるんです。

最近のお味噌汁ってワカメだけとか玉ねぎだけってお店が多く

それも煮詰まった感じで塩辛さを感じてしまいます。

それが残念です。だってお味噌汁も立派なお料理じゃないですかー

まずは天婦羅をいただきました。

冷めるとサクサク感が半減するので天婦羅が出て来た時はいつも最初にいただきます。

海老、しめじ、青唐、小茄子、かき揚げ

大根おろしに天つゆ付で油取りの半紙とヘギが敷いてありました。

かき揚げはトウモロコシと枝豆のかき揚げでビールに合う~ってやつですね。

お刺身は鯛とサーモンです。

きゅうりの上にワサビと紅蓼が添えてあります。

食用菊と大葉と大根妻までオールスターが勢ぞろいです。

小鉢なのにちゃんと飾りが施されていて丁寧なお仕事をされています。

なぜお刺身にはこのオールスターが付いてくるかご存じですか?

菊は虫よけ、ワサビは防腐、大葉は殺菌、大根は整腸作用があります。

特に紅蓼は殺菌作用に優れビタミンCを筆頭にさまざまな栄養成分が含まれいてます。

中国では漢方薬になるくらい栄養素が多いらしいです。知らなかったぁ~

生産地は大阪が日本一って言うのも意外です。

お刺身だけ食べてオールスターを残す方が多いのですけどぜひ食べてみて下さい。

八寸は手前から合鴨燻製、枝豆一夜漬け、出汁巻、ゆず柿、湯葉です。

意外と美味しかったのが”ゆず柿”です。

たぶん私史上、初めていただきました。

柿はそれほど好きじゃないのですけどコレは美味しかったです。

柚子って柿に合うんですね。

柿ってサラダに使ったりしますけどゆず味にすると美味しいかも…

小松菜と揚げの焚物です。

花かつおを散らすところをあえて削りかつおを乗せるなんて、にくい演出だこと(^^;

ご主人は相当こだわりを持ってお料理をされていますね。

それが盛り付けに表れています。

二杯目のお酒がなくなり次はそれぞれ違うお酒を出していただきました。

二つとも珍しいお酒だそうでグラスでは無く升でいただきました。

特に友人が選んだ山の井は珍しいお酒だそうで

白いラベルは会員専用だそうです。

友人は凄く濃厚だと言っていました。

一方。私が選んだ金澤屋はスッキリした飲み口で何にでも合う!って感じで

ついつい飲み過ぎてやばいお酒だなぁ~って思いました。

お値段はどちらも1000円ほどで升に並々盛で受け皿にも零れるほど入れていただきました。

お猪口だと三杯分くらいあると思います。

これだけ注いで貰ったら何か食べなきゃですよね。

粋なポテサラだったかな?粋特製ポテサラだったかな?

真ん中のポテサラは暖かく周りのポテサラは冷たいです。

粗びき胡椒がふってあり子供が食べるポテサラじゃないです。

暖かいポテサラはバーナーで炙ってあるのかな?と思ったらオーブンで焼くそうです。

これなら家でも出来そうなのでレパートリーが一つ増えました😋

奮発してA5の仙台牛もオーダーしました。

だってせっかく七輪がありますし火もまだ着いているので焼かないとです。

6切れで1800円、おそらく単価が1番高いメニューだと思います。

岩塩の上で焼く仙台牛は薬味なんて要りませーん。

でもちゃんとタレ、ワサビ、塩の3種類の薬味を出して下さいました。

きびなごの一夜干しもいただきました。

きびなごのお刺身は時々食べますけど一夜干しはコレまた初めて食べます。

6匹で500円です。お手頃でしょ?

ちなみにポテサラは750円です。

きびなごって春に捕れる魚だと思ったら1年中捕れるそうです。

春は子持ちで秋は脂が減り身が締るそうです。

炙るとコレお酒に合うなぁ~感じでした。

写真を見てるだけでヨダレが出てきます(笑)

岩塩の板が仙台牛の脂で光っています。美味しかったなぁ~

家にも七輪と岩塩の板が欲しくなります。

日本酒もたまにはいいですね。

また行こうっと。

デザートも付いていて自家製の黒糖水羊羹で飲み物はコーヒーをチョイスしました。

コーヒーも濃くて美味しかったです。

食前酒、七輪の焼き物(伊豆焼)、松花堂(天婦羅・お刺身・口取り・焚物)、御飯(雪若丸)、お味噌汁、甘味と飲み物

これだけ付いて個室確約で1名3000円です。

単品で仙台牛、ポテサラ、きびなご一夜干し、日本酒2種

友人と2名の合計額が12000円でした。

ちなみにコロナ前に粋さんへお邪魔した時はお米は「つや姫」をいただきました。

今回いただいた雪若丸はつや姫の弟さんだそうですよ。

粋さんにお邪魔してからは、すっかり山形のお米のファンになり今年の「ふるさと納税」は雪若丸にしちゃいました。

では今回お邪魔した”日本酒 炭焼き家 粋”の場所です。

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